マーケターこんにちは。サスケです。
今回はパンくずリストについてお伝えいたします。
「パンくずって、食べ物じゃないですか笑」と思われるかもしれませんが、立派なSEOの内部施策の1つです。
パンくずリストは設定したほうが、ユーザーにとっても検索エンジンにとってもプラスに働くので、内容を理解して、設定するようにしましょう。
この記事で得られること
・パンくずリストについて理解できる
・パンくずリストの効果的な書き方がわかる
目次
パンくずリストとは?
パンくずリストとは、ユーザーが今WEBサイト上でどこにいるのかを視覚的に伝える階層順のリストです。
例えば、上の画像は東京ディズニーリゾートの公式サイトのあるページですが、赤枠で囲ってある箇所がパンくずリストです。
パンくずリストがあることで、今どこにいるのか直観で理解しやすくなります。またパンくずリストは、それぞれのテキストがリンクとなっております。上の画像の例でいうと、「HOME」「最終ニュース」はリンクとなっているので、すぐに上の階層に戻ることもできるようになっています。
パンくずリストの名前の由来
"パンくずリスト"という名前には由来があります。
童話である「ヘンゼルとグレーテル」のお話が由来です。
ヘンゼルとグレーテルの兄弟が、家までの道を忘れないようにするためにパンくずを道に置いていって道しるべにしていました。
このパンくずが、見ているWEBサイトがどこなのかわかるようにする階層リストの役割と似ていることから、パンくずリストと呼ばれるようになりました。
パンくずリストのメリット
パンくずリストがあることで、どこにいるのか分かりやすくなりますよね。ユーザーにとって、検索エンジンにとって、それぞれどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
ユーザービリティが向上する
パンくずリストがあることで、ユーザーは今見ているWEBサイトが、サイト上のどこなのかすぐにわかるようになります。
もしWEBサイトで訪問する予定がないページに訪れたとしても、パンくずリストがあることで、直感的に「間違えてしまった」とわかり、戻ることができます。
パンくずリストは、WEBサイトの現在地を示す地図的な役割を担ってくれるので、ユーザーはWEBサイト上で迷うというストレスを抱えることが少なく済みます。
検索エンジンが理解しやすくなる
パンくずリストは、検索エンジンにとっても、助かる存在です。
検索エンジンは、リンクをたどってwebページを巡回しています。パンくずリストのリンクは、検索エンジンが巡回するリンクの1つとなっています。パンくずリストがあることで、検索エンジンの巡回ロボット(クローラー)は効率的にページを巡回できます。
パンくずリストのSEO効果
パンくずリストはSEOに効果はあると言えます。
SEOに効果的な方法の1つとして内部リンクを入れることが挙げられます。サイトに内部リンクが集まっていることで、検索エンジンのクローラーは巡回して、ページの重要度が高まりやすいです。
パンくずリストを設定することで、階層順のページのリンクが載せられるので、内部リンクの1つとして評価される可能性は高まります。
パンくずリストのリストは、ページの内容に関連したキーワードにしたほうが、ユーザー・検索エンジンにとっても理解しやすくなります。
パンくずリストの設置方法
パンくずリストの設置方法について、wordpressの場合とHTMLで記述する場合をお伝えいたします。
wordpressの場合
wordpressの場合は、「Breadcrumb NavXT」というプラグインをインストールすることで、簡単にパンくずリストを設置することができます。
もしwordpressでパンくずリストを設定したい場合は、「Breadcrumb NavXT」を入れてみて下さい。
HTMLで記述する場合
パンくずリストは、リストですのでリストタグで設置するのが良いでしょう。<ul>、<ol>、<li>あたりを用いて記述するようにすれば大丈夫です。
例えば、下記のような感じで記述できます。
<nav>
<ol>
<li><a href="URL">HOME</a></li>
<li><a href="URL">SEO入門</a></li>
<li><a href="URL">SEO内部施策</a></li>
<li>パンくずリストとは?</li>
</ol>
</nav>
パンくずリストのまとめ
以上、今回はパンくずリストについてでした。
簡単にまとめると、下記の通りです。
・パンくずリストは視覚的に伝える階層順のリスト
・ユーザー、検索エンジンにとってパンくずリストがあったほうがページの内容が理解しやすくなる
少しでもユーザーにとって分かりやすいページにするためにも、パンくずリストは設定するようにしましょう。