こんにちは!さのっちです。
「ステップメールができた!やったぁ。送ろう!」となり、送ってみたものの
「開封されない。。」と悩んでいませんか?
せっかく時間をかけて作成したステップメールなのに、読まれずに無視されると辛いですよね。そんな辛い想いをしたくないあなたに、今すぐできる開封率を上げる方法をお伝えします。
ステップメールを開封させる一番簡単で効果的な方法は、
読みたくなるタイトル(件名)にすること
です。
見込み客がステップメールで一番最初に目にするのは、タイトルです。見込み客がタイトルを見て少しでも気になると感じれば、メールは開封されます。
今回はデジタルマーケティング会社で、常にメルマガタイトルのABテストを繰り返し行っている私が、開封率が高いタイトルを作成するために意識すべきポイントをまとめました。
すぐに開封率を高めることができるポイントなので、ぜひパクって使ってみてくださいね。
目次
ステップメールのタイトル(件名)で意識すべき4U原則とは?
開封されやすいタイトルを考える時は、「4U原則」にあてはめるとよいです。
4U原則は、世界的起業家マイケルマスターソンという方が提唱している原則です。自分の頭で色々と考えるより、すでに結果を出している方の考えを盗んだ方が、早く結果が出ます。
4U原則は、4つのUから始まる言葉をまとめた原則です。
<4U原則>
①Useful (有益性)
②Ultra specific (超具体性)
③Unique (独自性)
④Urgent (緊急性)
それぞれどんな内容かみていきましょう。
①Useful (有益性)
Useful (有益性)とは、「メリットがある」「お得である」という内容のことです。
読者に「このメルマガを読むとこんなメリットが得られるよ」「こんなお得な情報が入っているよ」という情報を匂わせることで、読者はメールを開きたくなりますよね。
例えば、
「主婦が初月で30万稼いだノウハウを教えます」
「女性が求めているLINEのメッセージを公開します」
「絶対に開封したくなるメルマガのタイトル15選」
「フリマ以外で安く仕入れられるサイトを教えます」
など、読者が求めている情報を考え、わかりやすい言葉にすると自然と開封率も上がっていきます。
②Ultra-specific (超具体的)
Ultra-specific (超具体的)とは、その名の通り、具体的な言葉という意味です。
よく言われているのが、5W1Hを入れると具体的になると言われています。5W1Hとは、Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)のことですが、全てを入れると長すぎになってしまいますので、少しでも5W1Hの要素を入れて具体的にしていきましょう。
具体的なタイトルの例として、
「月額9800円のオンラインコンテンツを初月500円で申込ができます」
「彼女いない歴35年の童貞男性が、たった半年でミス日本と付き合えた理由」
「年収300万以下の男性が、たった1年で貯金150万をためた方法」
「45分の作業でコンバージョン率20%以上あげたテクニック」
具体的にするコツは、数字を入れることです。
5W1Hと数字を意識することで、タイトルは具体的になります。具体的であればあるほど、読者は明確に想像でき、その内容をもっと見たいと思うようになります。
③Unique (独自性)
Unique(独自性)とは、ユニークな内容のことをいいます。
他のメルマガのタイトルと、あえて違う感じにすることで、目立つことができます。
例えば、
「また吸血鬼のせいで仕事に集中できませんでした」
「もう引退します」
「あの人と喧嘩してしまいました」
「やよい軒のおかげで収入が倍になりました」
など、一見「ん?」となる内容にすることで、逆に読者は内容が気になり開きたくなります。独自性のコツは、世間の一般常識と逆のことを考えたり、少し意味不明な内容にすることです。
④Urgent (緊急性)
Urgent (緊急性)とは、これもその名の通り「急がないと!」という緊急の内容のことを言います。
読者に「今すぐ中身を見ないともったいない、損するよ」と伝えることで、開封率を上げることができます。人間は、得られる利益よりも、失うことによる苦痛の方が大きいと言われています。だからこそ緊急性の要素をタイトルに入れることで、開封されやすくなります。
例えば、
「【残り3日】〇〇セミナーの50%オフが終了します」
「【残り1席】大人気のヒット商品を作るポジショニング戦略セミナー」
「【10名様限定】特別に30分無料個別相談を受け付けます」
「【無料】あと1日で無料の特典の提供は終了します」
などなど、【無料】【残り〇席】【限定】など希少性の要素を入れたワードを入れることで、読者に「今の内に行動しなければ」という気持ちにさせます。ただし、何度も使うとさすがに読者も嫌気がさし解除させられるのは注意してください。
さらにタイトル(件名)の開封率を上げるコツ
4U原則を意識してタイトルを作成してほしいのですが、実はまだまだ開封率を上げるコツが存在します。あげたらきりがないので、特に今すぐ使える4つのコツを追加で記載しておきます。4U原則で一杯だぁという人は、まずは4U原則だけでも大丈夫です。余裕のある人は、ぜひみてみてください。
左側に重要なことを書く
パソコンなどの文書を基本は、左から右へと読みます。小説などは右から読むこともありますが、メルマガやブログなどパソコンの文書は左から右に読むことが多いです。メルマガのタイトルも左から右へと読みます。
最初に目に飛び込んでいる文字が重要です。
左に一番インパクトのある文字、一番伝えたいことを記載しましょう。
例えば、次のタイトルはいかがでしょうか?
A「【10名様限定】5000円のセミナーを特別に1000円で受講できます」
B「5000円のセミナーを特別に1000円で受講できます【10名様限定】」
同じ内容なのですが、Aのほうが【10名様限定】というのが最初に目に飛び込んでくると思います。最初のキーワードで興味をもつかどうかで、無意識に次の文字を読むかどうか決めています。
タイトルを書くときは、左側に重要な事を書く。
これを意識してみて下さい。
読者の名前を入れる
人間は一番自分に興味を持っています。集合写真をみたとき、最初に見るのは自分ではないでしょうか?自分に一番興味を持っているからこそ、自分のことを呼ばれると振り向いてしまうのです。
読者の名前を入れることで、あたかも自分に言われているように伝わります。自分に向かって何か伝えてくれているかもと感じたら、気になり、メールを開封してしまいます。
私は学生時代サッカーをしていたのですが、パスを受けたい時「へい!へい!」と大声で叫んでも振り向いてくれなかったのですが、「たなか!」と呼ぶと、すぐに気づきパスをもらったことがあります。
名前は強烈なキーワードの一つなので、ぜひタイトルに入れることも考えてみてください。
文字数を意識する
ステップメールを読者が見るのは、PCか携帯(スマートフォン)かと思います。特に最近はスマートフォンで見ることが多くなりました。スマートフォンの場合、PCよりもタイトルの文字が見える範囲が小さい場合があります。
スマートフォンによって見える範囲が違うので、具体的にどれくらいの文字数にしたほうがよいというのはないのですが、あまりにも長いと途中で切れてしまい意味が伝わらない可能性があります。
なるべくコンパクトに20文字~30文字程度を意識して書くようにしましょう。
裏技:競合のタイトルをパクル
別に裏技ではないかもですが、同じようなテーマで発信している競合のメルマガ・ステップメールのタイトルを参考にして作成するのも良い方法です。
この時に意識すべきポイントは、上手くいっているだろう競合のタイトルをパクることです。闇雲に競合のタイトルをパクっても、もしかしたら全く成果がでていないステップメールかもしれません。
基準としては、
・販売実績が多数いる
・いつも広告を回している
などを意識するとよいです。
また、パクり先をステップメールのタイトルではなく、他でも構いません。
再生回数の多いyoutubeのタイトル、はてぶの上位記事のタイトル、2chまとめ人気記事など、多くの人が閲覧しているメディアのタイトルは、興味をもたれるタイトルの可能性があるので、十分参考にしてよいと思います。
注意点としては、丸パクリではなく、一部の文字や文章の伝え方をパクるのが良いと思います。
ステップメールのタイトルのまとめ
以上、ステップメールで開封されやすいタイトル(件名)の意識すべきポイントでした。
4U原則である
・Useful (有益性)
・Ultra specific (超具体性)
・Unique (独自性)
・Urgent (緊急性)
と
・左側に重要なことを書く
・読者の名前を入れる
・文字数を意識する
・競合のタイトルをパクル
を意識することで、開封されやすいタイトル(件名)になります。
他にもあると思いますが、まずは上記のポイントを意識してタイトルを作成してみてください。