こんにちは。サスケです。
SEOの内部施策の1つであるtilteタグについてお伝えいたします。
SEO対策は長期的に行う施策のイメージがありませんか?
実際、その通りであり、効果がでるまで3~6カ月みていくのが基本です。そのSEO施策の中でも短時間で実施でき、効果も比較的早く見えやすいのが、tilteタグです。
最初に目に触れる重要な部分なので、しっかり対策していきましょう。
この記事で得られること
・tileタグについての理解が深まる
・SEOに効果的なtitleタグの書き方がわかる
目次
titleタグとは?
titleタグとは、HTMLのタグの1つです。title(タイトル)という名の通り、サイトや記事ページのタイトルをつける時に設定します。
イメージしやすい所でいいますと、GoogleやYahooで検索した時に、検索結果のブラウザのタブや画面にも表示されます。

titleタグのブラウザでの表示

titleタグのタブでの表示
必ず目に入るところであり、記事を読むかどうかの判断材料になるところなので、とても重要な部分です。ちなみにブラウザでの表示のtitleタグの真下の部分がmeta description(メタディスクリプション)となります。titleタグと同様、検索されたときに一番最初に目に入る部分なので、titleタグと同様、しっかり対策しておきましょう。
[kanren postid="146"]記述方法
titleタグの記述方法は、htmlの<head>タグの中に記載します。<head>~</head>の「~」の部分に<title>タイトルの内容</title>を入れます。
例として、実際のサイトのソースをお見せします。

titleタグの例
WordPressの場合、タイトル欄に記載した内容が自動的にタイトルタグとして設定されます。
SEO効果
titleタグはSEO効果があるのかどうかといいますと、効果はあります。実際、Googleはtitleタグを検索結果の判断材料にしております。
Googleの検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドによると、Googleはページを確認できるようにするのが好ましいと言われているので、titleタグによってページの内容がある程度予測できるようにするのが大切です。
Google がユーザーと同じようにページを確認できるようにする
<title>
タグは、ユーザーと検索エンジンの両方にページの内容を伝えます。<title>
タグは HTML ドキュメントの<head>
要素内に配置する必要があります。サイトの各ページに固有のタイトルを付けてください。
SEOに効果のあるtitleタグの作り方
SEOに効果のあるtitleタグの作り方をお伝えいたします。titleタグによって、検索結果が上位表示されたり、クリックされやすくなるので、意識して作成するようにしましょう。
キーワードを入れる
検索されたいキーワードをtitleタグに入れるようにしましょう。titleタグにキーワードを入れるのは必須と考えて下さい。検索したキーワードがtitleタグにあると、そのキーワードと関連した内容が記事内にあるとユーザー、Googleとも判断します。
例えば「SEO 対策」というワードで検索した結果、下記のような結果となりました。

「SEO 対策」のキーワードでの検索結果
上位表示されているタイトルの中には、全て「SEO」と「対策」というワードが入っています。実際の検索結果を見てもわかるように、Googleもタイトルタグの中に入っているキーワードも検索結果の判断材料にしています。
またキーワードはなるべく左側に入れましょう。「Fの法則」という人の目の動きに関する法則があるのですが、人は左上から読む右という順番に読む傾向があります。検索した時にキーワードが左側にあったほうが目につきやすいです。
ページの内容と関連のある文章にする
titleタグの内容は、実際のページの内容と関連のあるようにしてください。ユーザーもGoogleもtitleタグから記事の中身を確認します。もしtitleタグとページの内容が全く関連性のないものだった場合、ユーザーは即離脱するでしょう。
直帰率が高いページとなり、SEO上も評価は下がっていきます。titleタグを目立たたせようとして、ページの中身と乖離することがないようにしてください。
文字数を調整する
titleタグの文字数は約30~33文字程度に抑えましょう。つい長くしがちですが(僕も笑)、長くしすぎると、検索結果で表示されたとき、タイトルが切れてしまいます。

「サッカー 観戦」の検索結果(PC)

「サッカー 観戦」の検索結果(SP)
SPの方がタイトルの文字数は多く表示されますね。SP、PCどちらにもタイトルが切れないように表示されるためにもtitleタグは30~33文字以内にしましょう。
検索結果上位に表示されているtitleを参考にする
SEOに効果的なtitleタグを作成する一番早い方法は、すでに上位表示されているtitleタグを参考にすることです。GoogleやYahooで検索した時に、上位表示されるというのは、Googleから評価されていることです。もしtitleタグの作成に困ってしまったら、現状のSEO上、評価されているtitleタグを参考にしながら作成してみましょう。
クリック率を高める方法
SEOに直接的な効果はないかもしれませんが、titleタグをクリックしやすいポイントもありますので、お伝えいたします。
数字を入れる
数字を入れることで、タイトルが際立ちます。
例えば、「鎌倉観光おすすめ35選」「人気スポットランキングTOP30」など、数字があることで、「それだけ紹介してくれるんだ」「どんな所だろう」などという気持ちにさせて、クリックしたくなります。
検索結果で上位表示されているtitleタグにも数字を入れている所が多いので、参考にしてみてください。
競合とずらして目立つ
競合が使っているtitleタグとほとんど同じようにしてしまうと、埋もれてしまいます。同じタイトル=同じ内容と判断され、競合のページを見られていたら、同じようなタイトルで作成した自分たちのページは見られない可能性が高くなります。
競合と少しずらして、目立つようにするというのも、クリック率を高くする方法です。
titleタグの注意点
titleタグの注意点もお伝えしておきます。titleタグの作成内容によっては、SEO上マイナスになることもありますので、注意しましょう。
キーワードを何度も使わない
titleタグにキーワードは使用したほうがよいですが、何回も使わないようにしてください。基本1回までにしてください。多くても2回です。
ページの内容とずれがないようにする
titeタグの内容とページの内容に大きなずれが出てしまうと、単純に直帰率が高くなり、ページの評価が下がっていきます。基本titleタグの内容とページの内容が一致するようにして下さい。
同じtitleタグを使わない
同じtitleタグがあると、重複コンテンツとしてみなされる可能性があります。重複コンテンツはSEO上、評価が下がります。もし同じtitleになりそうなら、記事の内容を見直した方がよいかもしれません。
titleタグとh1タグの違い
tilteタグとh1タグの違いについてはよく聞かれる質問です。titleタグは<head>タグの中に入れるタグですが、h1タグはページの見出しタグとなります。
titileタグ:ページを見る前に表示されるタイトル
h1タグ:アクセスした時にページのタイトル、ページ内のタイトル
と覚えておくとよいでしょう。
wordpressでは、記事のタイトルを記載する所はtitleタグ、h1タグ同じ設定になります。ただ厳密には違うものです。
titleタグのまとめ
以上、titleタグについての内容でした。titleタグは、SEOで上位表示するためにも重要な要素となります。今まであまり対策してこなかったのであれば、titleタグに効果的な文章を入れるようにしましょう。